
本日 9/3はベッドの日。
日本ベッド工業会が制定した記念日で、Good Sleep Dayとかけて、グッスリ → ベッドによる心地よい睡眠を広める目的で、ベッドの日とされたそうです。
ところで、日々ぐっすり眠れていますか?
睡眠は身体が活動停止モードとなり、心と身体のリセットにかかせない時間です。
寝ているはずなのになんだか体がだるい…と感じる方は、質の良い睡眠がとれていないせいかもしれません。
睡眠の質を上げるのには色んな方法がありますが、本日はお風呂の入り方をひと工夫して良質な睡眠を手に入れましょう!
良質な睡眠のための入浴法:3つのポイント
何も特別なものはいりません!
◎ 寝る1~2時間前に入浴する
◎ ぬるめのお湯(38℃~40℃程)にゆっくり浸かる
◎ 夕食はお風呂の1時間前にすませておく
例えば23時には寝たいな、という日は、
20時までに夕食をすませ、
21時から21時半ごろにはお風呂…
ぬるめのお湯に20~30分ぐらい浸かって、お風呂上がりのケアなど諸々すませ、
22時半~23時前には布団に入る…
と大体このような配分でしょうか。
身体が冷え切らない内に就寝するのがポイントです。
それでは詳しくご紹介します◎
◎ 寝る1~2時間前に入浴する
人は体温が高いままだと眠りにつけず、体の熱を放出して体温を下げることで心地よい眠りに導かれる、というメカニズムになっています。

◎ ぬるめのお湯(38℃~40℃程)にゆっくり浸かる
以前の記事(☆みんな大好きな『お風呂』の3つの作用)でもお伝えしているように、ぬるま湯は副交感神経優位にスイッチされます。

副交感神経優位になると、体は心身ともにリラックスするようにはたらき、就寝にむけての準備が整っていきます。
ちなみに、熱いお湯に浸かってしまうと交感神経優位になってしまうので、体はシャキッと活動モードに。
気合を入れて作業をするときはそれも良いかもしれませんが、お休み前はぬるま湯が◎
また、寝る前にスマホやパソコン作業などを行うと、交感神経が優位にはたらくので寝つきが悪くなってしまいます。
お風呂に浸かってゆったりリラックスしたあとは、スマホやパソコンは控え、明かりを落とした部屋で静かに過ごしましょう。
◎ 夕食はお風呂の1時間前にすませておく
血糖値が上がると脳にエネルギーが送られるので、人の心身は一種興奮状態となります。
就寝の頃合いまで消化管内に物が残っていたり、血糖値が高い状態だと、身体はリラックスできず質の良い睡眠がとれません。
・寝る前になるべく消化した状態でおり、
・かつ就寝の1~2時間前に入浴しないといけない、
となれば夕食後、お風呂に入る前に少し時間をおいて、消化までの時間を稼がないと……と逆算した結果、このポイントとなります。
また、お風呂に浸かることで適度にエネルギーを消費し、代謝が促進されることで、血糖値は下がり消化吸収も進み、おだやかな就寝につながる……というわけです。
なんとこれは、肥満予防や美容に重要な「成長ホルモン」の効果的な分泌にも良い影響をもたらします。
良いことがたくさん!
ではおさらいです!
◎ 寝る1~2時間前に入浴する
◎ ぬるめのお湯(38℃~40℃程)にゆっくり浸かる
◎ 夕食はお風呂の1時間前にすませておく
最近は睡眠ログをとれるアプリなども様々に登場しております。
体調の変化が特にない・わからないという方でも、試しに調べてみても良いかもしれません。
体調は問題ないと思っていたのに、実際調べたら思ったより質が悪かった…という方も、 体がだるいぞ、疲れがとれない気がするぞ、という方も、ぜひこの3点に気をつけて「よい睡眠」をとれるよう目指していきましょう◎